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チャート分析の移動平均線の使い方|傾き・位置・クロスの読み方

移動平均線を見るときは、価格が線の上か下か、線がどちらへ傾いているか、何と何が交差したかを分けて確認します。線を越えたことだけで売買を決めると、上下を行き来する場面を見落としやすくなります。

この記事ではMT5のGOLD1時間足に20期間の単純移動平均線を表示し、設定と読み取りを説明します。20という期間は教材の一例で、最適な設定や利益の出る手法を示すものではありません。

移動平均線は、一定期間の価格を平均した線

単純移動平均線(SMA)は、指定した本数の価格を足して、その本数で割った値をつないだものです。終値を使う20期間SMAなら、その時点の20本分の終値の平均になります。最新の足が動いている間は、その足を含む平均値も変化します。

20期間SMA(終値)= 対象の20本の終値の合計 ÷ 20

H1なら20本の1時間足。D1なら20本の日足。同じ「20」でも見ている期間は違います。

指数移動平均線(EMA)は、SMAより直近の価格に大きな重みを置く計算方法です。SMAとEMAで線の位置が異なるのは計算の違いによるものです。どちらを使っているかを揃えて比較しましょう。

MT5で20期間SMAを表示する設定

MT5で対象のチャートを開き、ナビゲータなどから「Moving Average」を選びます。今回の図は次の設定です。

項目今回の設定
銘柄・時間足GOLD・H1
期間20
移動平均の種別Simple(単純移動平均)
適用価格Close(終値)
シフト0
図の線色赤

他の人の画像と線が一致しないときは、銘柄・配信元・時間足・期間・計算方法・適用価格・シフトを確認します。「20MA」とだけ聞いても、それだけでは同じ設定とは限りません。

MT5実チャートを「位置・傾き・交差」で読む

MT5のGOLD1時間足に赤い20期間SMAを表示。価格が線の上下を行き来する場面と線の傾きを確認できる
図1:20期間SMA・終値・シフト0。XMTrading MT5/GOLD/H1。2026年9月3日〜11日の過去チャートを9月13日に撮影。横軸はサーバー時間。 画像を押すと拡大できます。

① 位置:価格が線のどちら側にあるか

まず、確認したい足の終値が赤線より上か下かを見ます。ヒゲが線を越えたことと、終値が線を越えたことは別です。足が確定する前なら「途中の位置」として扱います。

図1では、価格が赤線の上にも下にも出る区間があります。価格が上にあることは、その平均より高い位置にあるという情報であって、次の足の上昇を保証する情報ではありません。

② 傾き:平均値が以前より上がったか下がったか

線が右上がりなら、比較した期間で平均値が上がっています。右下がりなら下がっています。例えば図1の左側には線が上向きから下向きに変わる部分があり、その後も傾きは変化しています。

画面の縦横比や拡大率で見た目の角度は変わるため、「急角度だから強い」と見た目だけで比べないようにします。記録では「今の値が5本前より高い」のように比較対象を決めると、同じ条件で見直せます。この5本という比較幅も、観察方法の例です。

③ 交差:どちらからどちらへ越えたか

価格が赤線を下から上へ越えたのか、上から下へ越えたのかを確認します。図1の中ほどでは線の近くを何度も往復する場面があります。交差を見つけたら、前後の高値・安値や線の傾きも併せて記録しましょう。

読む順番

終値の位置 → MAの傾き → 交差の方向 → 高値・安値との関係

「上に出たから買い」と一言でまとめず、観察した事実を分けて書きます。

価格とのクロスと、移動平均線同士のクロスは違う

今回の図の赤線は1本です。ここで見えるのは、主に価格とSMAの交差です。一方、短期と長期の2本の移動平均線を表示して、その2本が交差することも「クロス」と呼びます。

比較するもの何が変わったか
価格とMA価格が、その期間の平均より上/下へ移った
短期MAと長期MA短い期間の平均と長い期間の平均の上下関係が変わった

一般に短期線が長期線を下から上に抜く交差をゴールデンクロス、上から下に抜く交差をデッドクロスと呼びます。図1には長期線を追加していないので、この2本の交差を示した図ではありません。

どちらのクロスも、すでに起きた価格変化から計算されます。天井や底を事前に知らせるものではなく、交差した後に逆方向へ戻る場合もあります。クロス後に価格が伸びた場面だけを集めても、売買方法の有効性は確認できません。

練習:線を1本にして、観察記録を作る

  1. MT5で銘柄・時間足とMAの設定を記録する。
  2. 過去の確定足を1本選び、終値がMAより上か下かを書く。
  3. 比較する本数を決め、MAの値が以前より上か下かを書く。
  4. 近くの高値・安値と合わせて、判断しにくい点も記録する。
  5. 右側を隠して1本ずつ進める練習では、その時点の記録を後から書き換えずに残す。

図1は過去全体を表示した説明用画像です。未来を隠した練習とは区別します。記録の雛形はチャート分析の練習方法とテンプレートにあります。

20・75・200など、どの期間がよいですか?

観察する時間足や目的により見える動きが変わるため、一律の最適値は示せません。まず1つの設定で何を平均しているかを理解し、期間を変えたときの反応の違いを比べましょう。

MAが横向きならレンジですか?

平均値の変化が小さいことは分かりますが、価格の上下幅が小さいとは限りません。実際の高値・安値、値動きの範囲を別に確認してください。

時間足を変えたら同じ線になりますか?

なりません。H1の20本とH4の20本では対象とする足が違います。時間足の選び方で役割を整理できます。

価格そのものの見方を復習する:ローソク足・高値安値の基本/水平線の引き方

定義・計算方法の参考:MetaTrader 5公式ヘルプ「Moving Average」。画像は当サイトでMT5から撮影した過去チャートです。将来の値動きや売買成績を保証するものではありません。

MT5実例3つ:SMA20とSMA60を価格と一緒に読む

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

赤は終値20本の単純平均、青は終値60本の単純平均です。20本線は最近の変化を反映しやすく、60本線は遅れて動きます。交差の回数だけで判断せず、両方の傾きと価格の高安値を同時に読みます。

実例1:GOLD H1、2026/09/10 23:00までの表示

SMA20とSMA60 GOLD H1 過去の実チャート
SMA20とSMA60 GOLD H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

GOLDでは大きく下げた後に赤線が上を向く部分と、遅れて向きを変える青線を比べます。下落の後の短い交差を、全体の下降が終わった証拠とするには早い場面です。

確認項目値
集計した直近210本の開始2026/08/28 19:00
集計した区間の安値4282.31
集計した区間の高値4529.21
最後の確定足の終値4316.39

同じ最後の足の終値から計算したSMA20は 4378.84、SMA60は 4388.01。価格が平均より上か下かを数値でも照合できます。青線は写真のうち計算・描画した区間に表示しています。

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

実例2:USDJPY H1、2025/09/10 00:00までの表示

SMA20とSMA60 USDJPY H1 過去の実チャート
SMA20とSMA60 USDJPY H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

USDJPYは線の上と下を往復する箇所を探します。同じ交差をすべて取引すると、方向が続かない区間で連続して判断を変えることになります。

確認項目値
集計した直近210本の開始2025/08/28 07:00
集計した区間の安値146.296
集計した区間の高値149.126
最後の確定足の終値147.366

同じ最後の足の終値から計算したSMA20は 147.063、SMA60は 147.460。価格が平均より上か下かを数値でも照合できます。青線は写真のうち計算・描画した区間に表示しています。

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

実例3:EURUSD H1、2026/07/20 00:00までの表示

SMA20とSMA60 EURUSD H1 過去の実チャート
SMA20とSMA60 EURUSD H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

EURUSDでは縦軸の値幅も照合します。二つの線の開きが広く見えても、表示倍率が違えば他銘柄との勢いの比較には使えません。

確認項目値
集計した直近210本の開始2026/07/07 07:00
集計した区間の安値1.13751
集計した区間の高値1.14816
最後の確定足の終値1.14260

同じ最後の足の終値から計算したSMA20は 1.14361、SMA60は 1.14456。価格が平均より上か下かを数値でも照合できます。青線は写真のうち計算・描画した区間に表示しています。

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

設定と表示の定義はMetaTrader 5公式ヘルプで確認できます。

チャート分析 本

チャート分析の本は、用語を覚えるだけでなく、同じ条件を過去の足へ当てはめるために使います。ここでは出版社の紹介と書誌を確認したうえで、学習目的別に選ぶ方法と、実チャートでの確認課題をまとめます。

マーケットのテクニカル分析:体系を目次から選ぶ

ジョン・J・マーフィーの本。出版社の紹介には、トレンド、チャートパターン、移動平均、オシレーターなどが掲載されています。最初に知りたい用語を目次で探し、その章の定義を自分のチャートへ写して確認する読み方です。

パンローリングの書籍紹介で目次・対象市場を確認してから、必要な項目を選びます。

デイトレード:判断と行動を記録する

オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ著、日経BP刊。国立国会図書館の書誌で著者と書名を照合できます。読む際は、売買前の条件、条件を守れなかった場面、次に変える行動を別々に記録してください。書名だけを根拠に、短期売買の利益を期待する選び方は避けます。

国立国会図書館の書誌で目次・対象市場を確認してから、必要な項目を選びます。

株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書

足立武志著。出版社は株式のチャート例と練習問題を紹介しています。学習対象は株式なので、FXへ応用するときは取引時間、配信元、出来高の意味を確認します。株式の取引所出来高と、MT5のティックボリュームを同じ数量として比較しないようにします。

ダイヤモンド社の書籍紹介で目次・対象市場を確認してから、必要な項目を選びます。

併せて比較する:ファンダメンタル投資の教科書 改訂版

足立武志著の「株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書 改訂版」は、日本株の企業分析を学ぶ本です。価格の形を読む本と、企業の業績や価値を調べる本の役割を分けて選んでください。

ダイヤモンド社の書籍紹介で目次・対象市場を確認してから、必要な項目を選びます。

読書後に残す確認メモ

記録項目確認する内容
本で定義した条件高安値・ネックライン・確定足を言葉と図で写す
過去の実チャート成立例だけでなく、未達や条件を失った例も残す
判断した時点右側を隠して条件を決め、後から線を引き直さない
市場の違い銘柄、配信元、時間足、出来高の種類を記録する

本を読んだことと、利益が得られることは別です。次の3課題では、境界を越えた足と、その後の経過を照合し、説明を再現できるかを確かめます。

本で覚えた形を実チャートで確かめる3つの課題

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

本の模式図を覚えた後は、きれいでない実際の山谷、確定足、未達例へ進みます。読書量や教材名だけで取引結果は決まらないので、次の観察記録を残してください。

実例1:GOLD H1、2025/10/21 16:00

本で覚えた形を実チャートで確かめる3つの課題 実例1 GOLD H1 番号付き高安値と判断の境界
本で覚えた形を実チャートで確かめる3つの課題 実例1 GOLD H1 番号付き高安値と判断の境界。画像を押すと拡大できます。

章の知識を実例へ移す課題:山の価格が少し違っていても、どの条件で同じ形の候補と扱うかを書きます。

根拠・経過価格・記録
点①4379.77
点②=黄色の境界4185.65
点③4381.35
紫線の確定終値4173.65
確認後90本の安値/高値4004.07 / 4188.10

答え合わせ:確認後90本では測定目標に未達。同じ90本ではネックラインの反対側への終値の戻りを確認しなかった。

実例2:EURUSD H1、2025/04/10 15:00

本で覚えた形を実チャートで確かめる3つの課題 実例2 EURUSD H1 番号付き高安値と判断の境界
本で覚えた形を実チャートで確かめる3つの課題 実例2 EURUSD H1 番号付き高安値と判断の境界。画像を押すと拡大できます。

完成条件を説明する課題:谷二つだけの段階で、上昇確定と書かない理由を言葉にします。

根拠・経過価格・記録
点①1.08874
点②=黄色の境界1.10942
点③1.09121
紫線の確定終値1.10962
確認後90本の安値/高値1.10898 / 1.14733

答え合わせ:測定目標へ到達(2025/04/11 03:00)。同じ90本ではネックラインの反対側への終値の戻りを確認しなかった。

実例3:GBPUSD H1、2026/01/05 18:00

本で覚えた形を実チャートで確かめる3つの課題 実例3 GBPUSD H1 番号付き高安値と判断の境界
本で覚えた形を実チャートで確かめる3つの課題 実例3 GBPUSD H1 番号付き高安値と判断の境界。画像を押すと拡大できます。

失敗条件を残す課題:教科書の目標に届かなかった例でも、最初に決めた境界を動かさず記録します。

根拠・経過価格・記録
点①1.34004
点②=黄色の境界1.35010
点③1.34128
紫線の確定終値1.35240
確認後90本の安値/高値1.34029 / 1.35665

答え合わせ:確認後90本では測定目標に未達。その後ネックラインの反対側へ終値で戻った(2026/01/06 18:00)。

チャート分析 テクニカル

チャート分析の基本を知ろう|テクニカル分析で
「相場の流れ」が見えてくる

FXや株式、仮想通貨など、投資の世界でよく聞く言葉に「チャート分析」
「テクニカル分析」があります。
最初は難しそうに感じますが、実は“相場の動きの癖を読み取る”ためのシンプルな
考え方なんです。
専門用語をできるだけ使わずに、チャート分析の基礎と考え方を初心者にも
わかりやすく解説します。


■ チャート分析とは?

チャート分析とは、過去の価格の動きをグラフ(チャート)として見ながら、
「次は上がりそうか?下がりそうか?」を予想する手法のこと。
ニュースや金利などの“ファンダメンタルズ分析”とは違い、
価格そのものの動きに注目するのが特徴です。

たとえば、ローソク足の形や移動平均線の傾きなどから、
市場に「買いが強いのか」「売りが優勢なのか」を判断します。
これを続けていくと、なんとなく相場のリズムやパターンが見えてくるようになります。


■ テクニカル分析の代表的な種類

テクニカル分析にはさまざまな手法がありますが、最初は次の3つを覚えておくと十分です。

1️⃣ トレンド系指標
 相場の方向性を判断するための指標。
 代表例は「移動平均線(MA)」や「MACD」。
 上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドと捉えられます。

2️⃣ オシレーター系指標
 “買われすぎ・売られすぎ”を示すための指標。
 代表例は「RSI」「ストキャスティクス」。
 RSIが70を超えると“買われすぎ”、30を下回ると“売られすぎ”のサイン。

3️⃣ チャートパターン分析
 チャートの形から心理を読む分析方法。
 有名なのは「ダブルトップ」「三角持ち合い」「ヘッドアンドショルダー」など。
 形ができたあとにどちらへ動くかを予想します。


■ 「テクニカル=魔法の予想ツール」ではない

ここで勘違いしがちなのが、
「テクニカル分析を使えば未来がわかる」と思ってしまうこと。

実際はそうではなく、確率を上げるためのツールです。
テクニカルは「今の相場にどんな力が働いているか」を視覚的に示してくれるだけ。
あくまで“自分の判断を助ける材料”という位置づけで使うのが正解です。


■ チャート分析で大事なのは「一貫性」

テクニカル分析で一番大切なのは、
多くのインジケーターを使うことではなく、同じルールで見ることです。

たとえば「移動平均線が上向いたら買う」「RSIが30以下で反発したら買う」など、
自分の中で判断基準を決めておくこと。
毎回ちがう見方をすると、どの分析も信頼できなくなります。

シンプルなルールを一貫して続けることで、
“経験からの感覚”が身につき、次第に相場の波が読めるようになります。


■ テクニカル分析を学ぶコツ

・インジケーターは最初から全部覚えようとしない
・まずは1つ(例:移動平均線)をじっくり使ってみる
・実際のチャートで過去の動きを観察する
・「なぜこのとき上がったか?」をノートに残す

こうした繰り返しが、知識よりも大きな“実践力”になります。
テクニカル分析は勉強よりも「慣れ」の世界です。
毎日少しずつチャートを見るだけでも、相場の“呼吸”がわかってくるはずです。


■ まとめ:チャート分析は「相場を理解するための言語」

チャート分析やテクニカル分析は、
相場を数字ではなく「感情の波」として見るための言語のようなもの。
最初は難しそうに見えても、理解できると世界が変わります。

ローソク足の動きに、トレーダーたちの心理が詰まっている。
それを感じ取れるようになれば、投資はもっと楽しく、冷静にできるようになります。

テクニカル分析:価格・平均・勢いを分けて比較

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

以下はPC版MT5の実画面です。スマートフォン版の操作画面や機能一覧として示したものではありません。アプリ間で比較するときは、提供元の価格系列、銘柄、時間足、足の時刻、適用価格、期間を一致させます。表示できる指標や描画機能は各アプリの公式説明で確認してください。

確認1:GOLD H1、SMA20とSMA60

分析ツール確認1 PC版MT5のSMA20とSMA60 GOLD H1
分析ツール確認1 PC版MT5のSMA20とSMA60 GOLD H1。画像を押すと拡大できます。

赤は終値20本の単純平均、青は終値60本の単純平均です。20本線は最近の変化を反映しやすく、60本線は遅れて動きます。交差の回数だけで判断せず、両方の傾きと価格の高安値を同時に読みます。

小さい画面では表示本数を増やした全体図と、判断する足の拡大図を分けて保存します。平均線の交差だけを拡大して切り取ると、それまでの下降が見えなくなるので、前後の高安値も残します。

確認2:USDJPY H1、RSI14

分析ツール確認2 PC版MT5のRSI14 USDJPY H1
分析ツール確認2 PC版MT5のRSI14 USDJPY H1。画像を押すと拡大できます。

下段のRSIは期間14、適用価格は終値です。70・30は過熱の目安で、売買を確定する線ではありません。価格が高値を更新し続ける間に70以上が続くこともあるので、先に上段の高安値を確認します。

RSIを追加した後も上段の価格を残し、対象の足の時刻をデータウィンドウで照合します。指標欄が細すぎると30・70の位置や推移を読み違えるため、価格と指標をそれぞれ拡大して確認します。

確認3:EURUSD H1、MT5標準MACD12・26・9

分析ツール確認3 PC版MT5のMT5標準MACD12・26・9 EURUSD H1
分析ツール確認3 PC版MT5のMT5標準MACD12・26・9 EURUSD H1。画像を押すと拡大できます。

下段の灰色の棒はEMA12−EMA26のMACD本体、赤い線はMACDの9期間単純移動平均です。棒をMACDとシグナルの差として表示する他のツールと区別してください。ゼロラインの交差と、赤いシグナルとの交差も別です。

MACDを別アプリと比べるときは棒の定義を先に確認します。同じ12・26・9でもシグナルの平均方法や表示方式が違えば、見た目は一致しません。

保存する項目例・確認理由
銘柄と配信元XMTrading GOLD。別業者のXAUUSDと同じ足になるとは限らない
時間足と時刻H1、足の開始時刻。未確定の足と比較しない
指標の種類と適用価格SMA/EMA、終値。期間だけでなく計算方法も残す
判断条件どの高安値・境界を終値で越えたら見直すか
利用目的分析・記録・価格確認・発注を区別する

アプリの多さや有料・無料で収益は決まりません。同じ条件で保存した過去の図を比較できるかが、学習用ツールを選ぶ際の実用的な確認点です。

チャート分析 FX

チャート分析は「値動きの地図」みたいなもの

FX(外国為替取引)というと「難しそう」「プロしかできなさそう」と思うかもしれません。
でも、チャート分析は実は天気予報を見て傘を持っていくか決めるようなものなんです。
今日はそんな「チャート分析」を、初心者の目線でやさしく説明します。


チャートは「値動きの履歴書」

チャートとは、通貨の「これまでの値動き」をグラフにしたものです。
上がっている時は「買う人が多い」、下がっている時は「売る人が多い」――
つまり相場の気持ちが見える地図なんですね。

たとえば、あなたが旅行の計画を立てるとき、過去の天気や渋滞情報をチェックしますよね?
それと同じで、FXも過去の動きを見て次の動きを予想するのが基本です。


チャート分析には2つの考え方がある

初心者がまず知っておきたいのは、チャート分析には大きく分けて2つのスタイルがあります。

① テクニカル分析

→ グラフの形(ローソク足や線グラフ)を見て、過去のパターンから次の動きを予想する方法。
例:上がって下がって、また上がるパターンが多ければ「次も上がるかも?」と考える。

② ファンダメンタルズ分析

→ 経済ニュースや金利、政治の動きなど、「背景」を考える方法。
例:「アメリカの金利が上がるなら、ドルが買われやすいな」など。

最初はグラフを読むテクニカル分析から慣れるのがおすすめです。
FXにおいては、チャートのテクニカル分析の方が重要です。


実際のチャートを見てみよう(例:USD/JPY)

  1. チャートを開いて、1日の値動きを見る
  2. 上に長い線が出ていると「一時的に上がったけど、戻された」
  3. 下に長い線が出ていると「下がったけど、買い支えられた」

こうした「ローソク足」の形を少しずつ覚えていくと、
「今日は売りが強いな」「明日は上がるかも」と感覚がつかめてきます。

USDJPY 4H足チャート


よくある初心者の勘違い

  • 「チャートを見れば未来がわかる!」
    → 残念ながら100%当たる方法はありません。ただし、外れを減らすことはできます。
  • 「インジケーター(移動平均線とか)を入れれば勝てる!」
    → あくまで補助ツールです。チャートの「流れ」を読む目を育てることが大事です。

まずは無料アプリで「見る習慣」をつけよう

難しく考えず、まずはスマホでチャートを開いて毎日1回見ることから。
おすすめアプリはたとえば:

  • TradingView(トレーディングビュー):見やすい・操作が簡単・無料でも十分
  • 各FX会社のアプリ:自分の取引口座に合わせてチェックしやすい

「なんとなく上がってる」「昨日より安いな」
そう感じることが、最初の一歩です。


まとめ:チャート分析は「慣れ」で上達する

最初はグラフの線が難しく見えても、毎日少しずつ見るだけで感覚が磨かれます。
FXは「勝つための情報戦」でもあるので、チャートはあなたの一番身近な味方です。
また、チャートは同じようなパターンが必ず存在します。
そのパターンを過去チャートを見て探してスクショを取っておくことが重要です。


💡ひとことアドバイス

  • 難しい言葉は後回しでOK
  • グラフを「天気予報」と思って気楽に
  • 毎日チェックする習慣をつけるだけでも上達!

チャート分析の仕方は最初は難しいと感じるかもしれませんが、
「こういうパターンだったらエントリーしたいな!!」
というローソク足のパターンを1つ見つけてみましょう。

FXチャート分析:通貨ペアで確認する3つの実例

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

通貨ペアでは価格の桁とpipsの単位も照合してください。一般的なUSDJPYの1pipは0.01円、EURUSD・GBPUSDの1pipは0.0001ドルです。写真の値幅と実際の損益額はロットや口座条件で変わります。

実例1:USDJPY H1、2026/07/30 13:00

FXチャート分析 実例1 USDJPY H1 番号付き高安値と判断の境界
FXチャート分析 実例1 USDJPY H1 番号付き高安値と判断の境界。画像を押すと拡大できます。

USDJPYの山と谷の差を円の価格差で読み、その後pipsに換算します。表示の最小桁を1pipと混同しない練習です。

根拠・経過価格・記録
点①163.938
点②=黄色の境界163.266
点③163.895
紫線の確定終値162.814
確認後90本の安値/高値155.214 / 163.029

答え合わせ:測定目標へ到達(2026/07/30 16:00)。同じ90本ではネックラインの反対側への終値の戻りを確認しなかった。

実例2:EURUSD H1、2025/04/10 15:00

FXチャート分析 実例2 EURUSD H1 番号付き高安値と判断の境界
FXチャート分析 実例2 EURUSD H1 番号付き高安値と判断の境界。画像を押すと拡大できます。

EURUSDの小数5桁の価格を比較します。境界までの距離をpipsに直せば、円ペアと価格表示が違うことが分かります。

根拠・経過価格・記録
点①1.08874
点②=黄色の境界1.10942
点③1.09121
紫線の確定終値1.10962
確認後90本の安値/高値1.10898 / 1.14733

答え合わせ:測定目標へ到達(2025/04/11 03:00)。同じ90本ではネックラインの反対側への終値の戻りを確認しなかった。

実例3:GBPUSD H1、2026/01/05 18:00

FXチャート分析 実例3 GBPUSD H1 番号付き高安値と判断の境界
FXチャート分析 実例3 GBPUSD H1 番号付き高安値と判断の境界。画像を押すと拡大できます。

GBPUSDで突破後に戻る例。同じ通貨ペア・時間足の成立例と不成立例を集め、銘柄を替えて結果を改善したつもりにならないようにします。

根拠・経過価格・記録
点①1.34004
点②=黄色の境界1.35010
点③1.34128
紫線の確定終値1.35240
確認後90本の安値/高値1.34029 / 1.35665

答え合わせ:確認後90本では測定目標に未達。その後ネックラインの反対側へ終値で戻った(2026/01/06 18:00)。

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XAUUSD(ゴールド)を中心に裁量でエントリーしています。 プログラムも覚え、バックテストでチャートパターンの癖を覚えて裁量に取り入れてエントリーしています。

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