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チャート分析のMACDの見方|MT5の棒・シグナル・ゼロラインの違い

MACDを見るとき、まず確認したいのはその棒や線が何を表しているかです。MT5標準のMACDでは、棒がMACD本体、赤い点線がシグナルとして表示されます。MACDとシグナルの差を棒にする別の表示と混同すると、同じ「ゼロを越えた」という説明でも意味が変わります。

MACD・シグナル・ゼロラインを分ける

要素MT5標準の12・26・9での意味
MACD本体終値の12期間EMA−26期間EMA
シグナルMACD本体の9期間SMA
ゼロライン短期EMAと長期EMAの差が0の位置

EMAは指数平滑移動平均、SMAは単純移動平均です。計算の定義はMetaTrader 5公式MACDヘルプで確認できます。この記事は標準のMACDを対象とし、追加インジケーターの表示は別に確認してください。

MT5実チャート:棒と赤い点線を見る

GOLDのH1とMT5標準MACD。灰色の棒がMACD本体、赤い点線が9期間SMAのシグナル
XMTrading・GOLD・H1。2026年9月13日撮影。MACDはFast EMA 12、Slow EMA 26、MACD SMA 9、適用価格Close。横軸は配信元のサーバー時刻です。 画像を押すと拡大できます。

下段の灰色の棒はゼロからMACDの値まで伸びています。赤い点線はその値を平均したシグナルです。棒がマイナス側でも、棒の先端が赤い線より上にある場合があります。その状態と「MACDがゼロより上」は同じではありません。

左上の数値は右端の指標値に対応します。過去の特定の足を読むときは、その時刻の棒とシグナルを確認し、左上の最新表示を過去全体の数値として使わないようにします。

二種類のクロスを混ぜない

1. MACDとシグナルを比較
2. MACDとゼロを比較
3. 元の価格を確認
観察する交差分かること同じではないもの
MACDがシグナルを上回るMACDがその平均より上にある短期EMAが長期EMAより上にあるとは限らない
MACDがゼロを上回る短期EMAが長期EMAより上にある次の価格が上昇する保証ではない
MACDがシグナルを下回るMACDがその平均より下にある価格が必ず下落し続けるわけではない

クロスを見つけても、すでに価格が大きく動いた後の場合があります。MACDは価格から計算するため、山や谷そのものと同時に確認できるとは限りません。

他のツールと棒の意味が違う場合

別のチャートツールでは、MACD本体とシグナルを二本の線で描き、その差をヒストグラムにすることがあります。この場合の棒のゼロ越えは、MACDとシグナルの交差に対応します。MT5標準の棒のゼロ越えとは比較対象が違います。

見た目の色だけで同じものと判断せず、指標名・計算式・シグナルの平均方法を確認してください。標準表示とカスタム指標、あるいはSMAとEMAを使うシグナルでは、クロスの時刻が変わることもあります。

MT5で読むための5手順

  1. MACDの設定を12・26・9、Closeとして記録します。
  2. 対象の時間足と、確定足か形成中かを確認します。
  3. 棒の先端がシグナルの上か下かを記録します。
  4. 同じ棒がゼロの上か下かを別の欄に記録します。
  5. 元の価格の高値・安値と照合し、横ばいで交差が続く例も残します。

H1の12期間は12本の1時間足で、12日ではありません。比較する画面の時間足をそろえましょう。形成中の足では値や交差状態が変わるため、確定前のスクリーンショットには「未確定」と付けます。

練習問題:マイナス圏の上向きクロス

MACDが−2、シグナルが−3なら、MACDはシグナルより上ですがゼロより下です。「シグナルを上回っている」と「短期EMAが長期EMAを上回っている」は区別できます。この数値は読み方のための仮の例です。

よくある疑問

MACDの値が大きい銘柄ほど強いですか?

MACD本体は価格差を使うため、価格水準や値動きの単位が違う銘柄同士を数値の大小だけで比べないようにします。

クロスしたらすぐ取引できますか?

この解説は売買ルールや収益性を示したものではありません。価格の位置、形成中かどうか、取引条件も別に確認する必要があります。

MT5実例3つ:MT5標準MACD12・26・9を価格と一緒に読む

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

下段の灰色の棒はEMA12−EMA26のMACD本体、赤い線はMACDの9期間単純移動平均です。棒をMACDとシグナルの差として表示する他のツールと区別してください。ゼロラインの交差と、赤いシグナルとの交差も別です。

実例1:GOLD H1、2026/09/10 23:00までの表示

MT5標準MACD12・26・9 GOLD H1 過去の実チャート
MT5標準MACD12・26・9 GOLD H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

GOLDは下げに対して灰色の棒がマイナスへ広がる区間、その後に棒が短くなる区間を比較します。マイナスの縮小は下落の勢いが弱まる観察で、価格の上昇確定とは別です。

確認項目値
集計した直近210本の開始2026/08/28 19:00
集計した区間の安値4282.31
集計した区間の高値4529.21
最後の確定足の終値4316.39

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

実例2:USDJPY H1、2025/09/10 00:00までの表示

MT5標準MACD12・26・9 USDJPY H1 過去の実チャート
MT5標準MACD12・26・9 USDJPY H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

USDJPYでは棒がゼロ付近を往復する区間を見ます。シグナルと何度も交差しても、元の価格が範囲内なら、大きな方向の始まりと決める根拠にはなりません。

確認項目値
集計した直近210本の開始2025/08/28 07:00
集計した区間の安値146.296
集計した区間の高値149.126
最後の確定足の終値147.366

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

実例3:EURUSD H1、2026/07/20 00:00までの表示

MT5標準MACD12・26・9 EURUSD H1 過去の実チャート
MT5標準MACD12・26・9 EURUSD H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

EURUSDではゼロより下で棒が赤線を上回る場面を探します。短期の改善と中長期の方向を分け、価格が直近高値を越えるかも同じ時刻で照合します。

確認項目値
集計した直近210本の開始2026/07/07 07:00
集計した区間の安値1.13751
集計した区間の高値1.14816
最後の確定足の終値1.14260

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

設定と表示の定義はMetaTrader 5公式ヘルプで確認できます。

チャート分析のボリンジャーバンドの見方|収縮・拡大・バンドウォーク

ボリンジャーバンドは、移動平均線の上下に、価格のばらつきに応じて幅が変わる線を表示する指標です。チャート分析では、外側の線に触れたかだけでなく、幅・中央線・価格の位置を順に見ます。「上の線で売り、下の線で買い」と覚える前に、何が変化しているかを読み取りましょう。

三本の線と設定の意味

要素この記事の例
中央線終値の20期間単純移動平均
上側中央線+標準偏差の2倍
下側中央線−標準偏差の2倍
シフト0
時間足H1。20期間は20本であり20日ではない

標準偏差は、対象期間の価格が平均の周囲にどのくらいばらついているかを表す尺度です。計算の基本はMetaTrader 5公式ヘルプで確認できます。期間や偏差を変えると、同じ価格チャートでも線の位置と幅が変わります。

MT5実チャート:三本の位置と間隔を見る

GOLDのH1に期間20・偏差2・終値・シフト0のボリンジャーバンドを表示したMT5チャート
XMTrading・GOLD・H1、2026年9月13日撮影。緑の三本線がボリンジャーバンドです。横軸は配信元のサーバー時刻です。 画像を押すと拡大できます。

中央付近の比較的狭い部分と、9月10日〜11日付近の幅が広がる部分を見比べます。この図では下落中に下側のバンド付近で動く足もあり、下側への接触を直ちに反発の合図と扱えないことを観察できます。

上側と下側の間隔を見るときは、画面の拡大率もそろえます。別々の縮尺の画像を比べ、見た目だけでボラティリティが大きく変わったと決めないようにしましょう。

収縮と拡大を方向予測と分ける

1. 幅が狭くなる
2. 変化が起きる
3. 幅と方向を別々に確認

収縮は、計算対象の価格のばらつきが小さくなった状態です。拡大は、そのばらつきが大きくなった状態です。収縮したから次は上昇、というように方向が決まるわけではありません。狭い状態が続くこともあります。

拡大が見えてから「狭かった部分で分かっていた」と説明し直すと、確認できた時刻がずれます。収縮を観察した画像と、その後に拡大を観察した画像を分けて保存します。

バンドウォークとは?外側を沿う動き

価格が外側のバンド付近を沿うように進む動きをバンドウォークと呼びます。上側なら上昇方向、下側なら下落方向へ進む例があります。ただし、何本・どれだけ近ければ該当するかは説明によって異なります。

見えた状態追加で確認すること
外側へ一度接触ヒゲだけか、終値も近いか
外側付近に複数の足中央線の傾きと価格の高値・安値
内側へ戻った次の足も戻った状態を維持したか
上下の幅が急拡大両側の線がどう動いたかと元の値幅

MT5での設定・記録手順

  1. Bollinger Bandsを追加し、期間20・偏差2・シフト0・Closeを確認します。
  2. 確定した対象の足を一つ選びます。
  3. 価格が中央線の上か下か、外側の内か外かを記録します。
  4. 幅が直前より広いか狭いかを、同じ時間足・縮尺で見ます。
  5. その後の観察終了時刻を決め、戻った例と沿って進んだ例を両方残します。

練習で設定を変える場合は、一度に複数の項目を変えず、変更前の図も残してください。過去の一例にぴったり合う設定を探すことと、同じ読み方を身につけることは別です。

よくある疑問

偏差2なら価格は必ず内側に収まりますか?

収まりません。一定の分布を仮定した統計上の割合を、そのまま将来の相場の確率や反発率として扱わないでください。

RSIも同時に出せば確実ですか?

複数の指標を重ねても確実にはなりません。同じ価格から計算した指標同士なので、独立した証拠が単純に増えたとも限りません。

MT5実例3つ:ボリンジャーバンド20・偏差2を価格と一緒に読む

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

中央線は終値のSMA20、外側は中央線±標準偏差の2倍です。3本の位置だけでなく、幅が狭くなる過程と広がる過程を分けます。上の線への接触だけで下落を決めつけないでください。

実例1:GOLD H1、2026/09/10 23:00までの表示

ボリンジャーバンド20・偏差2 GOLD H1 過去の実チャート
ボリンジャーバンド20・偏差2 GOLD H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

GOLDは下げる足と、外側の線が広がる区間を追います。下の線に触れ続ける場面を買い場と決めつけず、中央線までの戻りがどこで止まるかを見る練習です。

確認項目値
集計した直近210本の開始2026/08/28 19:00
集計した区間の安値4282.31
集計した区間の高値4529.21
最後の確定足の終値4316.39

最後の足までの終値20本から計算すると中央 4378.84、上側 4446.89、下側 4310.78。幅は上側−下側です。ここは過去の同一足を使った計算で、現在値ではありません。

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

実例2:USDJPY H1、2025/09/10 00:00までの表示

ボリンジャーバンド20・偏差2 USDJPY H1 過去の実チャート
ボリンジャーバンド20・偏差2 USDJPY H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

USDJPYでは上下の外側に近づいた後、中央線へ戻る箇所を比較します。往復する部分だけを抜き出すと逆張りが簡単に見えるので、区間全体の抜けも残します。

確認項目値
集計した直近210本の開始2025/08/28 07:00
集計した区間の安値146.296
集計した区間の高値149.126
最後の確定足の終値147.366

最後の足までの終値20本から計算すると中央 147.063、上側 147.710、下側 146.417。幅は上側−下側です。ここは過去の同一足を使った計算で、現在値ではありません。

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

実例3:EURUSD H1、2026/07/20 00:00までの表示

ボリンジャーバンド20・偏差2 EURUSD H1 過去の実チャート
ボリンジャーバンド20・偏差2 EURUSD H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

EURUSDは幅の細い区間から広がる区間を探します。収縮そのものに方向はないため、上段の高値・安値のどちらを終値で越えたかを併記します。

確認項目値
集計した直近210本の開始2026/07/07 07:00
集計した区間の安値1.13751
集計した区間の高値1.14816
最後の確定足の終値1.14260

最後の足までの終値20本から計算すると中央 1.14361、上側 1.14473、下側 1.14249。幅は上側−下側です。ここは過去の同一足を使った計算で、現在値ではありません。

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

設定と表示の定義はMetaTrader 5公式ヘルプで確認できます。

チャート分析のRSIの見方|70・30だけで判断しない確認手順

RSIが70を越えたから売り、30を下回ったから買い、と機械的に読んでいませんか。RSIは過去の価格変化を数値にした指標です。チャート分析では、数値の水準・その推移・元の価格を一緒に確認します。この記事ではMT5の期間14・終値を使い、観察の順序を説明します。

RSIは何を表す指標か

RSIは0〜100の範囲で、一定期間の上昇と下落の値幅のバランスを表すオシレーターです。単に陽線が何本あったかを数えたものでも、上昇する確率を示したものでもありません。70と30はよく使われる目安ですが、到達後すぐに反転することを意味しません。

基本的な定義と計算式はMetaTrader 5公式RSIヘルプに記載されています。ここでは設定を固定し、チャートとの対応を読み取ることに絞ります。

MT5実チャート:価格とRSIを上下で対応させる

GOLDのH1価格と期間14・終値のRSI。下段に30・70の目安線を表示したMT5チャート
XMTrading・GOLD・H1。2026年9月13日撮影。RSIは期間14・適用価格Close。横軸は配信元のサーバー時刻です。 画像を押すと拡大できます。

上段が価格、下段がRSIです。同じ時刻を上下で対応させ、RSIが低くなったときの価格の位置を確認します。9月10日〜11日付近にはRSIが30近辺へ近づく場面が繰り返し見られます。最初に低くなった時点を、下落の終点と決めつけられないことを観察する材料です。

画像左上の「RSI(14)」は設定期間を確認する表示です。その横の数値は画面右端に対応する指標値で、画像全体の平均やパターンの成績ではありません。

設定するときに残す4項目

項目この記事の設定確認する理由
期間14時間足に対する本数が変わると比較条件が変わる
適用価格Close(終値)別の価格を使うと値が変わる
時間足H1(1時間足)14日分と混同しない
配信元・銘柄XMTrading・GOLD足の作られ方や価格系列をそろえる

MT5でRSIを追加するときは、名前だけでなく設定画面の期間と適用価格も確認します。別のサイトの数値と一致しない場合は、設定・足の時刻・配信元を順に比べましょう。

70・30を見る前後の確認手順

1. 確定足を選ぶ
2. RSIの水準を記録
3. 価格の高値安値を見る
4. 次の観察時刻を決める
  1. 対象が形成中の足か確定足かを区別します。
  2. RSIが70より上、30より下、その間のどこにあるか記録します。
  3. 価格が高値・安値を更新しているか、横ばいかを確認します。
  4. 目安線に到達した後、すぐ戻ったか、近くにとどまったかを別々に記録します。
  5. 同じ条件の例を並べます。反発した場面だけを集めません。

ダイバージェンスは確認点をそろえる

価格が高値を更新したのに、対応するRSIの高値は切り下がるような食い違いをダイバージェンスと呼びます。低値側にも対応する考え方があります。ただし、食い違いだけで転換が確定したとは言えません。

比較する価格の山とRSIの山が同じ時間帯に対応しているか確認しましょう。後から都合のよい別々の山を結ぶと、説明だけがきれいになります。山・谷が確認できた時刻も残し、その頂点で直ちに判断できたことにしないようにします。

よくある疑問

14期間が最もよい設定ですか?

ここでは一般的な設定例として14を使っています。最適性や利益を検証した結果ではありません。まず比較条件をそろえることが目的です。

RSIが50を越えたら上昇トレンドですか?

RSIの水準と価格のトレンド判定は別です。元の価格の高値・安値も確認し、指標の一本の線だけで相場全体を決めないようにします。

MT5実例3つ:RSI14を価格と一緒に読む

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

下段のRSIは期間14、適用価格は終値です。70・30は過熱の目安で、売買を確定する線ではありません。価格が高値を更新し続ける間に70以上が続くこともあるので、先に上段の高安値を確認します。

実例1:GOLD H1、2026/09/10 23:00までの表示

RSI14 GOLD H1 過去の実チャート
RSI14 GOLD H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

GOLDは急な下げに対応するRSIの低下を上下で追います。30への到達を底の時刻と決めず、その後の価格の安値更新が止まるかを確認する練習です。

確認項目値
集計した直近210本の開始2026/08/28 19:00
集計した区間の安値4282.31
集計した区間の高値4529.21
最後の確定足の終値4316.39

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

実例2:USDJPY H1、2025/09/10 00:00までの表示

RSI14 USDJPY H1 過去の実チャート
RSI14 USDJPY H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

USDJPYではRSI50の上下と価格の往復を照合します。50を一回越えただけの動きと、価格が前の高値も越える動きの違いを記録します。

確認項目値
集計した直近210本の開始2025/08/28 07:00
集計した区間の安値146.296
集計した区間の高値149.126
最後の確定足の終値147.366

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

実例3:EURUSD H1、2026/07/20 00:00までの表示

RSI14 EURUSD H1 過去の実チャート
RSI14 EURUSD H1 過去の実チャート。画像を押すと拡大できます。

EURUSDでは価格の山を二つ選び、同じ時刻のRSIの山を比較します。価格だけが高値更新した場合も、ダイバージェンス候補にとどめ、次の安値割れの有無を別に確認します。

確認項目値
集計した直近210本の開始2026/07/07 07:00
集計した区間の安値1.13751
集計した区間の高値1.14816
最後の確定足の終値1.14260

表は直近210本を集計した値です。写真は前後の流れを見るため、さらに左側の足も含みます。過去の指標値を読むときは、データウィンドウで対象の足を指定してください。画面左上の指標欄に出る直近値を、この過去の足の値として転記しないことが大切です。

設定と表示の定義はMetaTrader 5公式ヘルプで確認できます。

チャート分析のフィボナッチの引き方|起点・終点と戻り率をMT5で確認

フィボナッチ・リトレースメントは、選んだ二点の値幅に対して、どの程度押した・戻したかを測る道具です。チャート分析では二点の価格と、0%・100%がどちらに表示されているかを最初に確認します。同じ場所に見える線でも、基準の波や向きが違えば意味が変わります。

1. 測る波を一つ選ぶ
2. 起点と終点を記録
3. 0と100の位置を確認
4. 割合を価格へ換算

MT5実チャート:下落した値幅の戻りを見る

GOLDのH1で高値4510.65から安値4365.33へフィボナッチを引き、安値側0・高値側100を表示したMT5チャート
XMTrading・GOLD・H1。2026年9月13日撮影。2026年9月3日の高値4510.65と9月4日16:00の安値4365.33を結んだ事後の学習例です。時刻は配信元基準です。 画像を押すと拡大できます。

この図では下側の安値が0%、上側の高値が100%です。下落した幅に対して、その安値から上へどれだけ戻ったかを読みます。撮影時点の後の動きも見えているため、当時この波を事前に選べたという意味ではありません。

戻り率を価格で確かめる

選んだ値幅は4510.65−4365.33=145.32です。この下落例では、戻りの目安を「安値+値幅×割合」で計算できます。

戻り率計算上の価格(小数第2位)
0%4365.33
23.6%4399.63
38.2%4420.84
50%4437.99
61.8%4455.14
100%4510.65

これはチャートの価格水準の計算で、pipsや損益の計算ではありません。また、50%は半値戻しとして使われる水準で、フィボナッチ数列の隣接項の比率そのものではありません。線に達したという事実と、そこから反転するという予想を分けます。

上昇の押しを測る場合

上昇した波の高値からの押しを測るなら、「高値−上昇幅×割合」で価格を確認できます。たとえば説明用の価格200から300への上昇なら、38.2%押しは300−100×0.382=261.8です。これは仮の計算例で、実チャートの数値ではありません。

MT5の表示で0と100の位置が意図と逆なら、ドラッグした方向や二点の設定を見直します。「左から右へ引いたから正しい」と決めず、実際のラベルと価格で確認しましょう。

MT5で引く手順

  1. 時間足を固定し、測る高値・安値の日時と価格を記録します。
  2. フィボナッチ・リトレースメントを選び、起点から終点へドラッグします。
  3. オブジェクトの設定で二点の日時・価格を確認します。
  4. 0%と100%の表示位置を確かめ、50%が二点の中間価格になっているか照合します。
  5. 必要な水準だけを表示し、線を増やしすぎないようにします。

ツールの操作や水準の価格表示はMetaTrader 5公式ヘルプで確認できます。価格も表示したい場合、レベルの説明欄に「%$」を指定する方法が案内されています。

起点・終点を変えるときの注意

高値・安値が更新されれば、新しい波を測りたくなることがあります。そのときは元の二点を保存し、新しい二点での図と分けます。過去の反発に合わせて何度も引き直し、最もきれいに見える結果だけを残すと再現できません。

  • 観察時点で二点を選べたか。後の足で初めて山・谷と分かった点ではないか。
  • ヒゲ先端か実体端かを統一しているか。
  • 別の時間足の波を途中で混ぜていないか。
  • 線への接触と、確定足の反応を別々に記録したか。

よくある疑問

61.8%に達したら反発しますか?

必ず反発するわけではありません。戻りの割合を測る目安であり、そのまま通過する場合もあります。

どの波が正解ですか?

唯一の正解として決まるものではありません。選んだ日時・価格・理由を残し、同じ条件で読み直せることを優先します。

MT5実例3つ:起点を固定し、押しの割合を価格へ換算

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

以下は上昇波に対する下押しです。赤線の安値Lから高値Uへの一波を固定し、高値を0%、安値を100%としています。r%の価格=U−(U−L)×r/100。50%は広く使う中間点で、フィボナッチ数列から得られる比率そのものではありません。

実例1:GOLD H1

フィボナッチ実例1 GOLD H1 起点と終点を赤線で表示
フィボナッチ実例1 GOLD H1 起点と終点を赤線で表示。画像を押すと拡大できます。
基準・水準MT5時刻または計算価格
安値L2025/10/15 03:004153.75
高値U2025/10/17 01:004379.77
0%U−(U−L)×04379.77
38.2%U−(U−L)×0.3824293.43
50%U−(U−L)×0.54266.76
61.8%U−(U−L)×0.6184240.09
100%U−(U−L)×14153.75

38.2%の 4293.43 と61.8%の 4240.09 を通過する足に注目します。線への接触、終値での通過、次の足の戻りは別の出来事です。線で必ず反発すると予測する図ではありません。写真の後半を隠し、各水準に近づいた時点で、保持する条件と安値Lを割った場合の見直し条件を書いてから右側を確認してください。

実例2:USDJPY H1

フィボナッチ実例2 USDJPY H1 起点と終点を赤線で表示
フィボナッチ実例2 USDJPY H1 起点と終点を赤線で表示。画像を押すと拡大できます。
基準・水準MT5時刻または計算価格
安値L2026/07/27 10:00163.318
高値U2026/07/28 13:00163.938
0%U−(U−L)×0163.938
38.2%U−(U−L)×0.382163.701
50%U−(U−L)×0.5163.628
61.8%U−(U−L)×0.618163.555
100%U−(U−L)×1163.318

38.2%の 163.701 と61.8%の 163.555 を通過する足に注目します。線への接触、終値での通過、次の足の戻りは別の出来事です。線で必ず反発すると予測する図ではありません。写真の後半を隠し、各水準に近づいた時点で、保持する条件と安値Lを割った場合の見直し条件を書いてから右側を確認してください。

実例3:EURUSD H1

フィボナッチ実例3 EURUSD H1 起点と終点を赤線で表示
フィボナッチ実例3 EURUSD H1 起点と終点を赤線で表示。画像を押すと拡大できます。
基準・水準MT5時刻または計算価格
安値L2025/04/08 18:001.08949
高値U2025/04/10 15:001.11310
0%U−(U−L)×01.11310
38.2%U−(U−L)×0.3821.10408
50%U−(U−L)×0.51.10129
61.8%U−(U−L)×0.6181.09851
100%U−(U−L)×11.08949

38.2%の 1.10408 と61.8%の 1.09851 を通過する足に注目します。線への接触、終値での通過、次の足の戻りは別の出来事です。線で必ず反発すると予測する図ではありません。写真の後半を隠し、各水準に近づいた時点で、保持する条件と安値Lを割った場合の見直し条件を書いてから右側を確認してください。

下降波の戻りを測るときは向きを反転し、下側を0%、上側を100%とするなら下側+値幅×割合で計算します。ツールのドラッグ方向によって表示が逆になるため、0%・100%の価格を最初に照合してください。

チャート分析の三角持ち合いの見方|高値・安値の収束と抜けの確認

三角持ち合いは、高値と安値の間隔が狭くなる形を観察するチャートパターンです。線を二本引けば成立するわけではありません。高値側・安値側に複数の根拠があり、その間の値幅が収束しているかを確認します。名前から抜ける方向を決めつけないことも大切です。

三角持ち合いの基本形を図で見る

模式図:実際の価格・時刻ではありません高値が切り下がる安値が切り上がる時間 →
高値が切り下がり、安値が切り上がる対称三角形の模式図。形の説明用で、将来の値動きを予測した図ではありません。

この図は高値側の線が下向き、安値側の線が上向きの例です。右側の上抜けは説明用に描いた一つの経路で、実際は下抜けや収束したままの推移もあり得ます。線の交点に到達する日時を予測できるという意味でもありません。

対称・上昇・下降の違い

呼び方高値側安値側
対称三角形切り下がる切り上がる
上昇三角形おおむね水平切り上がる
下降三角形切り下がるおおむね水平

「上昇三角形」という名前でも必ず上へ抜けるとは限りません。形の名称は高値・安値の並びを整理するために使い、次の方向の確定とは区別します。平行に進む二本の線なら、三角形ではなくチャネルとして考える方が自然です。

MT5実チャートで無理な線を避ける

GOLDのH1過去チャートで、複数の高値安値とその間隔を観察する練習用画像
XMTrading・GOLD・H1、2026年9月13日撮影。横軸は配信元時刻。三角持ち合いの完成例と断定していない観察用チャートです。 画像を押すと拡大できます。

まず高値側と安値側の候補を別々に選びます。三角形にしたいから途中の目立つ山や谷を無視していないか、ローソク足が線を大きく横切っていないかを見ます。候補が二点ずつあっても、収束を十分に観察できなければ「候補」と残して構いません。

線を引く順序と抜けの確認

  1. 時間足と観察期間を固定します。
  2. 高値側に選んだ点の日時・価格を記録して線を引きます。
  3. 安値側も同様に選びます。ヒゲと終値の基準を混ぜません。
  4. 両線の間隔が狭くなっているか、平行か、広がっているかを確認します。
  5. 抜けを見る前に、ヒゲと確定足終値のどちらを採用するか決めます。
  6. 線を越えた後、外側を維持したか、内側に戻ったかを別に記録します。

傾いた線は時刻によって価格が変わります。昨日の線の高さと今日の終値を比較せず、対象の足と同じ時刻での線の位置を見てください。

形を見直すケース

  • 高値だけが収束し、安値側はバラバラになっている。
  • 線の交点がすでに過去になっているのに、そのまま延ばし続ける。
  • 大きく外れた足を無視して、線を引き直し続ける。
  • 1時間足で引いた線を、5分足の終値だけで同じ条件として評価する。

パターンの基本はFXブロードネットの解説(PDF)も参考になります。ここでは実際の判断を再現しやすくするため、採用した点と確認時刻を残す方法を説明しています。

よくある疑問

三角形が細いほど大きく動きますか?

形の細さだけでは、いつ・どちらへ・どの程度動くかは決まりません。図から到達価格や利益を断定しないようにします。

線を一度越えたら三角形は終了ですか?

自分の確認基準では突破と記録できますが、その後に内側へ戻ることもあります。元の線を保存し、変化を別の記録として追います。

MT5実例3つ:収束する上下の線と突破後の経過

実例はXMTradingのMT5で表示した過去の実チャートです。線と説明は当サイトで追加しました。時刻はMT5足の開始時刻で、日本時間への換算はしていません。緑の縦棒は高値・安値、左の短線は始値、右の短線は終値です。成功例と不成立・未達例を学習用に選んでおり、出現率や勝率を示す標本ではありません。

ここで取り上げるのは、先行する値動きのあとにできた小さな対称三角形です。短い形はペナントとも重なります。名前だけで区分せず、赤の番号付き高安値から上下の黄色線を決めたことを確認してください。上昇三角形・下降三角形の実例だと読み替えないでください。

実例1:GBPUSD M15、上側の突破を確認

三角持ち合い実例1 GBPUSD M15 先行する動きと全体図
三角持ち合い実例1 GBPUSD M15 先行する動きと全体図。画像を押すと拡大できます。
三角持ち合い実例1 GBPUSD M15 高安値6点と収束線の詳細図
三角持ち合い実例1 GBPUSD M15 高安値6点と収束線の詳細図。画像を押すと拡大できます。
点MT5時刻価格
12026/06/01 20:301.34686
22026/06/02 00:001.34457
32026/06/02 03:001.34609
42026/06/02 03:451.34513
52026/06/02 04:001.34603
62026/06/02 04:451.34498

確認足は 2026/06/02 07:15、終値 1.34587。この時点の突破側の線は 1.34564 です。斜線は時刻によって価格が変わるので、初めの線の価格をそのまま突破判定に使わないことが重要です。

今回の値幅は初めの時点の上下の線の縦の間隔 H=0.00262。突破側の線+Hで目標候補 1.34826 を算出しました。旗竿の長さで測る方法とは別の計算です。確認後90本では目標に未達。 区間安値 1.34492、区間高値 1.34805 でした。

黄色線の延長が交差した後は、三角形の内部として扱えません。頂点より前に確認できた突破と、頂点後の価格を分けてください。延長線を際限なく支持・抵抗と見なさず、戻った足や直近の高安値で判断を更新します。

実例2:GBPUSD M15、上側の突破を確認

三角持ち合い実例2 GBPUSD M15 先行する動きと全体図
三角持ち合い実例2 GBPUSD M15 先行する動きと全体図。画像を押すと拡大できます。
三角持ち合い実例2 GBPUSD M15 高安値6点と収束線の詳細図
三角持ち合い実例2 GBPUSD M15 高安値6点と収束線の詳細図。画像を押すと拡大できます。
点MT5時刻価格
12026/07/08 22:301.34062
22026/07/09 00:301.33797
32026/07/09 03:301.34029
42026/07/09 04:301.33853
52026/07/09 05:151.33990
62026/07/09 06:151.33890

確認足は 2026/07/09 08:00、終値 1.34046。この時点の突破側の線は 1.33972 です。斜線は時刻によって価格が変わるので、初めの線の価格をそのまま突破判定に使わないことが重要です。

今回の値幅は初めの時点の上下の線の縦の間隔 H=0.00302。突破側の線+Hで目標候補 1.34274 を算出しました。旗竿の長さで測る方法とは別の計算です。確認後90本では2026/07/09 09:15の足で目標に到達。 区間安値 1.33795、区間高値 1.34504 でした。

黄色線の延長が交差した後は、三角形の内部として扱えません。頂点より前に確認できた突破と、頂点後の価格を分けてください。延長線を際限なく支持・抵抗と見なさず、戻った足や直近の高安値で判断を更新します。

実例3:USDJPY M15、下側の突破を確認

三角持ち合い実例3 USDJPY M15 先行する動きと全体図
三角持ち合い実例3 USDJPY M15 先行する動きと全体図。画像を押すと拡大できます。
三角持ち合い実例3 USDJPY M15 高安値6点と収束線の詳細図
三角持ち合い実例3 USDJPY M15 高安値6点と収束線の詳細図。画像を押すと拡大できます。
点MT5時刻価格
12026/09/30 05:15156.364
22026/09/30 07:45157.247
32026/09/30 10:15156.637
42026/09/30 12:30157.088
52026/09/30 13:00156.870
62026/09/30 14:00157.128

確認足は 2026/09/30 15:15、終値 156.926。この時点の突破側の線は 156.992 です。斜線は時刻によって価格が変わるので、初めの線の価格をそのまま突破判定に使わないことが重要です。

今回の値幅は初めの時点の上下の線の縦の間隔 H=0.942。突破側の線−Hで目標候補 156.050 を算出しました。旗竿の長さで測る方法とは別の計算です。確認後90本では目標に未達。 区間安値 156.639、区間高値 158.444 でした。

黄色線の延長が交差した後は、三角形の内部として扱えません。頂点より前に確認できた突破と、頂点後の価格を分けてください。延長線を際限なく支持・抵抗と見なさず、戻った足や直近の高安値で判断を更新します。

FX-gold

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XAUUSD(ゴールド)を中心に裁量でエントリーしています。 プログラムも覚え、バックテストでチャートパターンの癖を覚えて裁量に取り入れてエントリーしています。

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