チャート分析 平行チャネル
チャート分析の「平行チャネル」って何?初心者でも“線2本”で相場の見え方が変わる話
チャートを見てると、値動きが「なんか斜めの帯の中を行ったり来たりしてるな…」
って瞬間ありませんか?
上がってるのに急に落ちたり、落ちてるのに急に跳ね返ったり。
僕も最初は「なんでそこで止まるの?」が全然わからなかったんですが、ある時から
“線2本”で説明できる場面が増えてきました。
それが 平行チャネル です。
平行チャネルは「価格が通りやすい道」を見つける道具
平行チャネルはざっくり言うと、
- 上側の線(上限)
- 下側の線(下限)
この2本の平行な線で、価格の動きを“帯”として囲う考え方です。
イメージは、相場が走ってる道路。
道路の中(帯の中)では進みやすいけど、ガードレール(上限・下限)に当たると
跳ね返ったり、壊して飛び出したりする。
これが平行チャネルの見方の基本です。
上昇チャネル・下降チャネル・横ばいチャネル(3種類だけ覚えればOK)
① 上昇チャネル(右肩上がり)
高値も安値も、少しずつ切り上がっていく動き。
この場合は「下側の線」が支持(サポート)になりやすい。
- 下側に近づいたら反発しやすい
- 上側に近づいたら利確が入りやすい
上昇トレンドを“雑に追う”より、チャネルで見ると「どこが買われやすいか」が見えます。
② 下降チャネル(右肩下がり)
高値も安値も、少しずつ切り下がっていく動き。
この場合は「上側の線」が抵抗(レジスタンス)になりやすい。
- 上側に近づいたら戻り売りされやすい
- 下側に近づいたら一旦止まりやすい(ただし勢いが強いと貫通も多い)
下側で逆張りしたくなる人ほど、まず下降チャネルを引いて冷静になった方がいい…って僕は思ってます。
③ 横ばいチャネル(レンジ)
上下の線がほぼ水平で、行ったり来たりする形。
いわゆるレンジ相場を、もっと見やすくした感じです。
- 下限付近=買いが入りやすい
- 上限付近=売りが入りやすい
初心者が一番気持ちよく理解できるのはこれかも。
平行チャネルの引き方(初心者向けの超シンプル手順)
難しく考えなくて大丈夫。基本はこれだけです。
- まず、目立つ高値と高値(または安値と安値)を2点見つける
- そこを結んで「1本目の線」を引く
- その線と平行に、反対側(高値側 or 安値側)へ「2本目の線」を引く
- 価格がその“帯の中”で何度も反応していたら、チャネルとして信頼度UP
ポイントは「キレイに当てよう」としないこと。
チャネルは“ぴったり”より、“何回も効いてるか”の方が大事です。
平行チャネルが初心者におすすめな理由
僕が平行チャネルを好きな理由は、やることが単純だからです。
- 「今は帯のどの位置?」が一目でわかる
- 逆張りをするとしても、根拠が持てる
- 利確や損切りの目安を作りやすい
特に、チャネルの上限・下限が意識されている相場は、
トレンドライン単体より“反発ポイント”が見えやすいんですよね。
ただし注意:チャネルは「抜けた後」が本番のことも多い
ここ、初心者が一番やられやすいポイント。
平行チャネルは帯の中で効きやすい反面、
- 上に抜ける(上抜け)
- 下に抜ける(下抜け)
が起きた時に、値動きが急に加速することがあります。
だから僕は、
- チャネル内:反発を狙う
- 抜けた後:トレンド転換や勢いの変化に注目する
って感じで、見方を切り替えるようにしてます。
「抜けた=終わり」じゃなくて、
「抜けた=別のステージに入った」くらいの感覚。
最後に:平行チャネルは“相場のクセ”を読めるようになる
チャートって、最初はただのギザギザに見えるんですが、
平行チャネルを引けるようになると、
「今はこの道を走ってる」
「端まで来たから反発しやすい」
「抜けたから流れが変わるかも」
みたいに、“考える材料”が増えます。
いきなり完璧に当てる必要はなくて、
まずは「引いてみて、効いてたらラッキー」くらいで十分。
慣れてくると、チャネルは本当に心強い味方になります。