チャート分析 初心者
【チャート分析 初心者】実は“プログラムが書けると最強”という理由
FXや仮想通貨のトレードを始めると、必ず耳にするのが「チャート分析」。
でも最初のうちは、
「ローソク足って何?」
「移動平均線ってどれを使えばいいの?」
「結局、上がるの?下がるの?」
と、迷うことがめちゃくちゃ多いですよね。
そこで今回は、初心者が最速で上達できるチャート分析の考え方と、
さらに一歩進んで
“プログラムを書けるとトレードがめちゃくちゃ有利になる理由”
をセットで解説します。
■ なぜチャート分析は「初心者の壁」になるのか?
初心者がつまずくポイントはここです。
- どのインジケーターを使えばいいかわからない
- そもそも“根拠”のあるエントリーができない
- 感情に流されて負けやすい
- 何度も同じミスを繰り返してしまう
つまり、
「パターンを理解して、同じ条件でトレードする」
これが難しいんです。
■ そこで役立つのが“プログラムを使ったチャート分析”
実は、初心者こそ
「自分でチャート分析ツールを作る」
という発想が超おすすめです。
え…プログラムって難しそう?
大丈夫。やることはシンプルで、
- チャートから数値を取得する
- 条件を判断する
- 結果を表示する
この3つだけ。
MT4ならMQL4、TradingViewならPine Scriptで超簡単にできます。
例:5MAと20MAのゴールデンクロスで買いシグナルを出す(Pine Script)
//@version=5
indicator("初心者GCシグナル", overlay=true)
ma5 = ta.sma(close, 5)
ma20 = ta.sma(close, 20)
plot(ma5, color=color.blue)
plot(ma20, color=color.orange)
longSignal = ta.crossover(ma5, ma20)
plotshape(longSignal, title="Buy", style=shape.labelup, color=color.green, size=size.small)
この数行だけで
「ゴールデンクロス出たよ!」
というシグナルがチャート上に表示できます。
初心者でも作れるレベルなのに、
“自分の考えをそのままロジックにできる”のが最大の武器です。
■ プログラムが書けると「自動売買」まで作れる
チャート分析の延長線上にあるのが自動売買(EA)。
基本は同じで、
- 条件を決める(例:MAのクロス)
- エントリーする
- 利確・損切りを設定する
これをコードで書くだけ。
たとえばMQL4なら、
エントリー→決済まで自動化できます。
// MAクロスの簡易EA(初心者用)
int OnTick()
{
double ma5 = iMA(NULL,0,5,0,MODE_SMA,PRICE_CLOSE,0);
double ma20 = iMA(NULL,0,20,0,MODE_SMA,PRICE_CLOSE,0);
double ma5_prev = iMA(NULL,0,5,0,MODE_SMA,PRICE_CLOSE,1);
double ma20_prev = iMA(NULL,0,20,0,MODE_SMA,PRICE_CLOSE,1);
// ゴールデンクロスで買い
if(ma5 > ma20 && ma5_prev <= ma20_prev){
OrderSend(Symbol(),OP_BUY,0.1,Ask,3,0,0,"MAcross",0,0,clrGreen);
}
return 0;
}
初心者でも、
「自分がしたいトレードをそのままロボットにする」
というレベルまではすぐに行けます。
■ チャート分析 × プログラム のメリット
まとめると、この2つを合わせることで…
✔ 誰よりも早くチャートの意味が理解できる
→ 自分で数値を扱うので“中身”がわかる。
✔ 同じミスをしなくなる
→ シグナル化すれば感情が入らない。
✔ 自分だけのインジケーターが作れる
→ 競合と被らない“オリジナルロジック”に。
✔ 自動売買まで作れる
→ チャートを見ていなくても取引ができる。
これは普通の初心者とは明らかに差がつくポイントです。
■ とはいえ…「プログラムなんて無理」という初心者も多い
ここでよく出てくる本音がこれです。
- 英語も苦手だし、コードなんて見ただけで頭痛い
- まずチャートを見るだけでいっぱいいっぱい
- 書き方を調べてるうちに、トレードする時間がなくなる
めちゃくちゃわかります…。
なのでここからは、
「まだプログラムに手を出せない初心者は、どうすればいいか?」
という現実的な対処法を書いていきます。
■ 初心者が“プログラムなし”でできること①:既存インジを「厳選して」使う
いきなり自作しなくても、
すでに用意されているインジケーターを、目的に合わせて最低限だけ使う
というだけでも十分戦えます。
おすすめはこの3つだけ
- 移動平均線(MA)
→ トレンドの方向・強さを見る - RSI
→ 買われすぎ/売られすぎの目安 - 水平線
→ 意識されやすい価格帯(サポート・レジスタンス)
これだけに絞って、
- 「トレンド方向にだけエントリーする」
- 「RSIが極端なところでは逆張りしない」
- 「水平線付近では様子を見る・逆張りは小ロット」
といった**“マイルール”を日本語で書き出すだけ**でも、
立派なロジックになります。

■ 初心者が“プログラムなし”でできること②:他人のロジックを「紙に写して理解する」
公開されているインジケーターやEAには、必ず作者の考えがあります。
- どの時間足で使う前提なのか
- どんな相場に向いていて、どんな相場に弱いのか
- どんなインジを組み合わせているのか
これをノートに書き写して、自分の言葉で要約するだけでも、かなり勉強になります。
「このEAは、トレンドフォロー型で、
移動平均線とボリンジャーバンドを組み合わせて、
押し目買い・戻り売りを狙っている」
こうやって“設計図の日本語版”を作るイメージです。
プログラムが読めなくても、
ロジックの考え方だけは盗めるので、それを自分の裁量トレードに応用できます。
■ 初心者が“プログラムなし”でできること③:半自動ツールを使う
いきなりフル自動売買に行かなくても、
- サインツール(矢印だけ出す)
- アラート付きインジケーター
- ポジション管理ツール(分割決済・自動でストップ移動など)
といった**“半自動ツール”**を使うだけでも、
- エントリーを見逃しにくくなる
- 損切り・利確の徹底がしやすくなる
- 感情でルールを破る回数が減る
というかなり大きな効果があります。
「判断は自分、作業はツール」という分担でも十分アリです。
■ 初心者が“プログラムなし”でできること④:まず「紙ロジック」で固定化してしまう
プログラムにする前に、
まずはノートやメモアプリで“ロジックを文章化”して固定する
のがものすごく大事です。
例:めちゃくちゃシンプルなロジック
- 4時間足の200MAより上 → 買い目線だけ
- 1時間足で押し目を待つ(短期MAまで下がるのを待つ)
- RSIが30〜50の範囲で反発したらエントリー
- 損切りは直近安値の少し下
- 利確はリスクリワード1:2以上を目安に
これだけでも“立派な自分のシステム”です。
この日本語ロジックが固まってくると、
そのうち「これをそのままプログラムにしてみたい」と自然に思えるようになります。
■ 初心者が“プログラムなし”でできること⑤:あとからコード化しやすい形で検証する
将来プログラムに興味が出る可能性も考えて、
- いつ
- どの通貨ペアで
- どんな条件で入ったか
- 結果はどうだったか
を、表形式で残しておくのもおすすめです。
これがそのまま、
「もしこの条件を全部プログラムで回していたらどうなっていたか?」
を考えるための“検証データ”になります。
後からプログラムを勉強するときに、
「このロジックをMQL4 / Pine Script にしよう」と、スムーズにステップアップできます。
■ まとめ:プログラムが書けなくても、チャート分析は十分戦える
ここまでをまとめると…
- プログラムが書けると、チャート分析と自動売買の自由度は一気に広がる
- ただし、いきなりコードから入る必要はまったくない
- まずは
- インジを絞る
- 他人のロジックを日本語で理解する
- 半自動ツールを賢く使う
- 自分のロジックを文章化して固定する
- 検証記録を残す
この5つだけでも、初心者卒業レベルの力は十分つく
そしてその延長線上に、
「いつもの自分のやり方を、そのままプログラムにして自動化する」
という世界があります。
プログラムは“最初の一歩”が一番高く見えるだけで、
近づいてみると意外とシンプルです。
まずは 「チャート分析 初心者」+「自分なりのルール作り」 から。
その次のステップとして、
プログラム&自動売買の世界をゆっくり覗きに行くくらいの感覚で大丈夫です。